ヨーロッパ最高峰の鉄道駅ユングフラウヨッホ。
一面に氷河や山々が広がっていて、壮大な自然に圧倒される場所。
誰もが一度は行ってみたい場所なのではないでしょうか?
しかし海外ということもあり情報はすべて英語なので「アクセス方法を調べるのが難しい」と思っている方も多いのではないでしょうか?
こんにちは。
2023年7月にユングフラウヨッホへ個人手配で行ってきた、ひごです。
この記事では、最寄りの町であるグリンデルワルトやインタラーケンからユングフラウヨッホまでのアクセス方法と鉄道/ロープウェーチケットの購入方法について、実体験をもとに解説します。
ユングフラウヨッホに到着。
本日も雲一つない快晴
ユングフラウも氷河もバッチリ拝める。 pic.twitter.com/cONveXlCAN
— 51セレクション (@51selection) May 4, 2023
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事前準備・前泊必須
ユングフラウヨッホ駅の標高は3,454mということでほぼ富士山の山頂と同じ標高です。
標高の高い場所では、呼吸による酸素が欠乏しやすいことから、頭痛や吐き気をともなう高山病にかかる可能性が誰にでもあります。
そのため、前日はインタラーケンもしくはグリンデルワルトに宿泊し、睡眠をしっかりとり疲労回復につとめましょう!
どうしても高山病が不安な方は、薬局で高山病対策の薬を処方してもらうとよいでしょう。
ユングフラウヨッホへのアクセス方法
ユングフラウヨッホへのアクセス方法は、グリンデルワルト出発で2経路、インタラーケン出発で2経路の合計4経路あります。
②グリンデルワルト-グリンデルワルトターミナル-アイガーグレッチャー-ユングフラウヨッホ
③インタラーケン-グリンデルワルトターミナル-アイガーグレッチャー-ユングフラウヨッホ
④インタラーケン-ラウターブルンネン-クライネシャイデック-アイガーグレッチャー-ユングフラウヨッホ
どの経路を選択しても30分間隔で電車があります。
参考までに「2022年12月17日~2023年4月23日までの時刻表」を添付しておきます。
時刻表が変更になっている可能性があるため、ユングフラウ鉄道公式サイト(英語)より最新の時刻表を事前に確認しておきましょう!
From(出発地):インタラーケン(Interlaken OST) もしくはグリンデルワルト(Grindelwald)
To(行き先):ユングフラウヨッホ(Jungfraujoch)
日付と時間帯を選択し「Search」をクリック
複数選択肢が出てくるので詳細を確認しましょう!
グリンデルワルト出発の経路
①の経路は、グリンデルワルト-クライネシャイデック-アイガーグレッチャー-ユングフラウヨッホを全て電車で乗り継ぐ経路で、所要時間は約1時間30分です。
②の経路と比較し、乗り換えの手間や所要時間がかかりますが、ゆっくりと景色を楽しみながら移動できるのが特徴です。
②の経路は電車とロープウェー(アイガーエクスプレス)を併用する経路で、所要時間は約1時間15分です。
①の経路よりも所要時間が短く、ロープウェーを利用するため、上空よりグリンデルワルトの町並みを楽しめることが魅力です。
グリンデルワルトターミナル-アイガーグレッチャー:ロープウェー
アイガーグレッチャー-ユングフラウヨッホ:電車
2020年に開通した「アイガーエクスプレス」に乗ってきたよ🚠✨
ロープウェーに乗りながらグリンデルワルトと街並みと美しいスイスの名峰を見れるスペシャルなロープウェーでした😳❣️#スイス pic.twitter.com/St5JMvCBdj— karin-de-ring 🇨🇭 (@karindering1) July 13, 2022
インタラーケン出発の経路
③の経路は、電車とロープウェー(アイガーエクスプレス)を併用する経路で、所要時間は約1時間40分です。
②の経路と同様に、ロープウェーを利用するため、上空よりグリンデルワルトの町並みを楽しむことができます。
グリンデルワルトターミナル-アイガーグレッチャー:ロープウェー
アイガーグレッチャー-ユングフラウヨッホ:電車
④の経路は、インタラーケン-ラウターブルンネン-クライネシャイデック-アイガーグレッチャー-ユングフラウヨッホを全て電車で乗り継ぐ経路です。
所要時間は約2時間10分と時間を要するため、急ぎの方は③の経路を利用することをオススメします。
ラウターブルンネンには多くの滝があり、滝と自然豊かな町並みが鑑賞できるみたいです。
ラウターブルンネン(スイス) pic.twitter.com/7ahD6uLyvW
— きれいな風景~Have a break~ (@new_rakuen) May 7, 2023
チケットの予約・購入
チケット料金
グリンデルワルト発の経路①と②、インタラーケン発の経路③と④は、それぞれ同一の料金です。
そのためスケジュールに合った方を選べばOKです。
経路①② | 経路③④ | |
---|---|---|
通常料金 | 197 CHF | 213.8 CHF |
スイストラベルパス | 145.6 CHF | 141.8 CHF |
ユーレイルパス | 148 CHF | 160.6 CHF |
ハーフフェアカード | 98.5 CHF | 106.9 CHF |
※2023年10月時点の往復料金
通常料金だと、213.8CHF(約34,000円、為替:160円/CHFで換算)と非常に高額となりますので、ハーフフェアカードなどのパスを事前に購入しておくことをオススメします。
チケット購入方法
ユングフラウヨッホまでのチケットの主な購入方法は以下の3つです。
どこで購入しても料金は変わりませんので、天気を確認しながら現地のチケットオフィスで購入するのが楽だと思います。
ネット予約(英語)
ユングフラウ鉄道公式ページより経路(出発地点)を選択し、「BOOK NOW」ボタンから予約します。
次のページでは日付、時間、鉄道orロープウェーの選択、ユングフラウヨッホでの滞在時間、人数を入力すると合計金額が表示されます。
最後にハーフフェアカードなどのパス持っている(または購入予定)場合は、選択し、料金を支払えばOKです。
グリンデルワルトのチケットオフィス
営業時間:7:30-18:40のため、朝一でチケットを購入し、始発に乗車することもできます。
支払いは、クレジットカードが使用できるので安心してください。
インタラーケン駅のチケットオフィス
営業時間:6:00-18:40のため、グリンデルワルトのチケットオフィスと同様に朝一でチケットを購入し、始発に乗車することもできます。
支払いは、クレジットカードが使用できるので安心してください。
まとめ
この記事ではユングフラウヨッホへのアクセス方法とチケットの購入方法について具体的に解説しました。
アクセス方法は、グリンデルワルト出発で2経路、インタラーケン出発で2経路の合計4経路あり、ロープウェーを使用した場合、所要時間が短くすることができます。
またチケットの通常料金は、グリンデルワルト出発で197CHF(約31,500円)、インタラーケン発で213.8CHF(約34,000円)と高額です。
そのためハーフフェアカードなどのパスを持っていると、安くユングフラウヨッホへ行くことができます。
最後にチケットの購入について、事前にネットで購入することもできますが、天気を確認しながら現地でチケットを購入する方が簡単です。
以上、この記事がみなさんのお役に立てれば幸いです。
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